
ここでは紙の原稿の綴じ方を解説します。
作品を仕上げ終わったら用紙をまとめて送付する必要がありますが、原稿を紐などで綴じて送付するよう指定されてる場合があります。
綴じ方はコツがあるので以下に順番に述べていきます。
最初に一般的な原稿用紙の綴じ方、二番目にシナリオ原稿の綴じ方を解説します。
※実際に映像を見て理解したい方は解説動画を用意してあるのでそちらをご覧ください。
●まず募集要項に原稿を綴じる際の指定があるかどうかチェックする
要項でダブルクリップやホッチキス(ステイプラ)で留めてOKとしてある場合はそれで綴じて構いません。
しかし綴じ紐が指定されていたり、ホッチキスやクリップの禁止、また原稿が大部でホッチキスなどで留められないといった場合は綴じ紐を使って原稿を綴じるのが通常のやり方となります。
文房具店や100円ショップやですぐ手に入ります。
●綴じ方の手順
1.原稿用紙の右上に開ける
特別な指定がない限りは、通常原稿の右上を綴じることがセオリーです。
穴あけパンチ、千枚通しなどを使います。
あまり端に寄せると穴が切れてしまうので注意しましょう。
部数が多くなると一度に下まで通すのは難しくなるので、大型の穴あけパンチを使うか、原稿を分けたがいいかもしれません。
その際には穴の位置がずれないように目盛りなどを使って判断するか、用紙に黒線などを引いて目印にするのもいいでしょう。
2.綴じ紐を通す
3.下の綴じ紐を上に回して再度穴に通す:縦に
4.下の綴じ紐を上に回して再度穴に通す:横に
※通した後はぎゅっと引っ張って紐を張りましょう
5.再度下の紐を縦に通して留めを強化する
6.固結びしてから蝶結びで仕上げる
●シナリオ原稿の場合
シナリオ原稿も基本は前と同じですが、中央に二箇所開ける点が異なります。
1.右端の中央に二箇所開ける
2.下から二箇所とも紐を通す
3.もう一回紐を後ろに回して穴に通す。二箇所とも。
4.両方の紐を.真ん中で固結び。
5.さらにもう一回固結び
5.最後に蝶結びで仕上げ